小松原城
別名 小松原構 | 付近住所 高砂市荒井町小松原3 | 現在 三社大神社 |
2004/5/23 | 碑・案内板アリ | 日本城郭大系 |
小松原氏 | 一、地勢 播磨国に流れる大河、加古川三角州の頂点に位置する、周りを水に囲まれた天然の要害 の土地である古代より開発された土地で、貝塚あり、銅鏡、弥生式土器・須恵器・土師 などの出土は、その証左である。 一、築城 鎌倉時代中期、赤松盛忠は弘長元年(1261)6月、北条重時に従い武功によって播州印 南郡小松原の地を与えられ、これより姓を小松原盛忠と改め築城する。中世の城は環濠 城郭集落である。今日なお外には環濠の跡、内にはT字路、要に社寺の配置を見ること ができる。 一、城主 赤松家は六十二代村上天皇の第七皇子具平親王を祖とする播磨国の名門である。小松原 城歴代の城主は、次の通りである。 初代 小松原盛忠→二代 義景→三代 景満→四代 永春→五代 春武→六代 武香 一、結び 小松原盛忠公は、城主のみならず、高砂市における中世の武将であり、政治、経済、文 化の偉大な貢献者である。城址の碑建立に際し、祖先の足跡を偲び顕彰する次第である。 縄張図 |